そして1年後の秋
来年秋にはナメコの芸術作品ができあがる予定!??
芸術作品の巻き
ある日、キノコの菌を植えるとしたら今頃だよなぁ と、家の裏にある ”さくらんぼの木” を眺めていたら名案が浮かんできました。
この木は、さくらんぼがほとんど実らず、毎年家族でブツブツとモンクばかり言っていた役立たず者で、おまけに2年前には、”アメシロ” が大発生してしまった為、かたっぱしから枝を切り落としてしまったものです。
そんな役立たず者でも、最後に一花咲かしてやろう と思うのが心優しい、キノコ大好き人間の僕。
今回は師匠には内緒でやろうと思ったのですが、電器ドリルを貸してもらう為それとなく教えました。
すると思った通り 、”こんな木に植えてもキノコなんてでない!! バカなことはするな!!!” って。
でも、だれに似たのか反対されればされるほど、熱く燃え上ってしまう性格、娘二人を道ずれに即 実行。
実は3年前、家の軒下に栽培シイタケを植えた時の事、その頃の私はキノコの菌さえ植えつければ、どんな木にだってキノコは出て来るものだと思い込んでいました。そこで左写真の電柱に植えたら、かなりおもしろい事になるはず! とマジに考えていました。(もちろん師匠からは今回と同じ事を言われ、やめさせられましたが・・・)
まっ、私も3年経てば少しは大人になるもので、今回は必ずイケル!と思っています。
枯れ木にナメコを咲かせましょう!!
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あれから1年後の梅雨時
南日が直接あたってしまうので日光をカヤで調整!
雨をいっぱい吸い込んで大きくなるキクラゲ
ナメコが発生するのは一年半後の秋なので別に気にもしていなかったら、 ”キノコ出ているよ!” と かあちゃん。毎日雨降りの7月のことでした。
今頃のキノコと言ったら何ヤツ・・・ 思いつかずに行ってみると ”キクラゲ” でした。
直射日光が当たるポイントに発生し易いと、以前師匠から聞いていた ”キクラゲ” 。
確かに南向きで日光はばっちり当たってロケーション的には最高!
でも俺、キクラゲの菌なんて植えていないんですけど・・・
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皮もむけてしまい絶望的・・・
皮が残っている北側に出とる!
おっ これこそ芸術作品! すばらしい!!
でも後に周ってみると・・・
今度はキノコにあまり詳しくないおじいちゃん(義父)が何かのキノコが出ているぞ! って。
時期的にはナメコは早いので(2004年はキノコの時期はでたらめで???)いったい何だろうとデジカメ片手に現場に直行。
かわいらしい ”ヒラタケ” でした。
もうちょっと大きくしてから採る事にしようっと。
ちょっと大きくなりすぎたかな!?
キノコにとりつかれてから6〜7年にる私。 少しはキノコの気持ちもわかるようになりご覧のように見事なキノコの花を咲かすことができました。 エッヘン!!
でも、この木にはヒラタケの菌は植えていないんですけど・・・・
ところでいったい ”ナメコ” はどこにいったんだ〜!!